生命保険加入のタイミング

生命保険の見直しや、新規加入にあたって、

結論が出ず、長引くことがよくあります。

原因の一つは、今すぐに必要に迫られていないからです。


例えば、

自動車保険
車を買えば、乗る前までに手配しないと怖くて乗れません。

火災保険
大きな財産となる家を建てたら、引き渡しと同時に保険が適用されるように
お客様が気にしてくれます。

旅行保険
海外、国内旅行に出かける際、事故、盗難など気になれば、出かける前に
自ら加入されます。

ゴルフ保険
ホールインワンをしたら、お祝いパーティーの開催が・・・て言うのはわかりませんが
人様にボールをぶつけてしまったら。
道具が破損してしまったらなど考えて、加入されます。


しかし、生命保険は、基本的に健康な時にしか加入できず、

入院や死亡が「ないことはない」とわかっていても

健康であるため、どうしても優先順位が下がっていきます。

検討を始めても、その内その内で延び延びになり、

検討した内容も記憶から薄れていき、

「はじめに戻る」となってしまうこともあります。


そのため私としても、お会いした最初の時に、

「わかりにくい話かと思いますが、

入る・入らない・他で入る

いずれでもよいですので、現時点での結論までたどり着きましょう。

結論が出るまでは、少し、しつこくご連絡をいたします。」

とお話します。


急がせる理由が、もうひとつあります。

検討している間に、

会社の健康診断で指摘を受けた。

風邪で病院に行ったのに、

検査してみたら、風邪とは別に高血圧と言われた、血糖値が高いと言われた。

などが出てきて、保険の申し込みができない、

良くても条件付きになるということがあります。


逆に、「保険なんて」と思っていた方が、

健康上の指摘を受け、あわてて検討される方もいらっしゃいます。

「時すでに遅し」

ということになりかねません。


生命保険を取り扱っている私の仕事の一番重要なことは、

健康な時、(必要性を感じていない時)

生命保険の必要性を正しくご理解頂くことだと考えています。


最近1カ月で3名の方が、このような状況に該当してしまった方でしたので

まじめな話をアップしてみました。

まだまだ、力不足です。


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